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2017.02.13

対面信号機が青色から黄色に変わるのを認めたのに加速し,交差道路からの進入車両と衝突!

事故の概要

加害者が普通乗用自動車を運転し,先行車に追従して時速約35ないし40キロメートルで進行していた際,停止線から約45メートル以上の手前で対面信号機が青色から黄色に変わるのを認め,停止線に至るまでにその信号機が赤色に変わると予測したのに,加速しながら先行車の右側を通過し,停止線手前で赤色に変わったのを認めながら交差点に進入し,交差道路からの進入車両被害者と衝突した事案。

学生のコメント

学生A

これは加害者が悪いですよ。停止線に至るまでに信号が赤に変わると予想できていたのに,先行車を追い抜いて交差点に侵入したんですから。自分でも赤信号になることが予想できていたのなら,無理に交差点を通過しようとするべきじゃなかったと思います。

学生B

確かに,自分が交差点に進入するまでに信号が赤に変わると分かっていながら進入してきた加害者も悪いと思いますが,被害者にだって非はあるんじゃないでしょうか。被害者は交差点に侵入する前に左右の確認をすべきだったと思います。青信号は進んでも良いという意味なので,たとえ信号が青でも左右の確認はしなければなりませんよ。

回答および解説

被害者はたしかに,交差点に進入する前に左右の確認を怠っているね。でも,加害者は日頃から通勤でこの道を使用していたことから,感覚的に信号の表示時間もわかっていたと考えられるよね。それにもかかわらず,進行したのだから,信号が黄色に変わるのを認識した時点で,赤信号無視の走行を決意したと捉えられ,危険運転致死罪が成立するね。

(参考判例: 東京地裁 平成23年9月13日)

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